論理的思考力を高めるプログラミング
生活の中でも、意識・無意識にかからず論理的思考力は使われています。
例えば、お買い物に出かける、お料理を作る、車を運転する・・といった身近なこともそうですし、人への説明や何気ない会話も、支離滅裂では、相手に伝えることができません。
そう考えると、プログラミング教育は、一時的な学習ではなく、一生涯に役立つ能力といっても過言ではないと言えます。しかし、方程式や歴史のように暗記して身につけられるものではないので論理的思考力を高める学習が必要となります。
それに、適した学習がプログラミングです。
コンピューターは、YesかNoかしかなく、人間のように柔軟な対応ができません。そのため、プログラミングを学習することで、プログラムを正確に作る慎重さや、うまくいかない時の対処を繰り返すことで、問題解決力がぐんぐん育っていきます。
日常の中で、正解・不正解を自分で判断できる機会は、非常に少ないので、小学生のうちにプログラミングを学習して、自然と、論理的思考力が働く生活を目指しませんか?
大学入試でも求められるプログラミング
2025年の「大学入学共通テスト」から、すべての国立大学で原則として現在の5教科7科目に、新たに「情報」が加え、6教科8科目と課すことを正式に決定しました。
そのため、すでに、多くの進学塾が分析を行い、対策を行っています。「情報」は、大学教育を受けるうえで必要な基礎的な能力に位置づけられた事になります。
大学入試センターから共通テストの科目「情報」のサンプル問題が公表されています。具体的に、どんな問題が、出されているか、見てみましょう。
独自の疑似プログラミング言語で表現
プログラム作成
問題文を読み、内容を理解して、プログラムに置き換えていく問題となっています。プログラムの内容は、難しいものではありませんが、問題文を正確に読み取る必要があります。
プログラム作成・修正
アルゴリズムを実装したプログラムの内容を作成・修正していく問題となっています。プログラミングの基本的な考え方を理解していない人は、解読が難しいと思われます。
ビジュアル言語の学習では不十分
ご覧の通り、小学生のときにスクラッチをちょこっと学習した程度では、大学入試共通テストレベルは対応できないため、最終的には、テキストを使ったプログラミング学習が必要と考えられます。
必要な知識としては
- 配列
- 条件分岐
- 繰り返し処理
- 最大値探索
- 問題修正
などです。
しかし、多くのプログラミング言語を覚える必要があるかというと、そうではなく、プログラミングの基礎的な考え方を押さえていることが重要となりそうです。
コンテンツのご紹介
サクセスブレインアカデミー川口校では、将来の大学入試を意識したカリキュラムの内容となっています。プログラミングの導入では、スクラッチを学習し、テキストプログラミングへとステップアップしていきます。
スクラッチ(Scratch)
ドラッグ&ドロップでプログラムを作成していくことのできる「スクラッチ」というソフトを使って、様々なゲームを作成していきます。
私たちのパソコンプログラミグは、ゲーム作りが目的ではなく筋道を立てて考える力や問題を解決していく力を伸ばしていく授業内容です。
対象:小学3年生~
プロセッシング(Processing)
コード入力の基本を学習するための講座です。本格的なプログラミングを始める前に、コードの書き方やコードによる画面上の変化を、体験をしながら身につけていきます。
スクラッチの動きを理解していると、コードに書き換えてもイメージしやすいので「いきなり3Dゲームを作るのは難しそう・・」と、感じるお子さまにピッタリです。
対象:プログラミング検定1級以上
ユニティ(Unity)2D/3D
本格的なゲームを作っていきたい子におススメの「ユニティ」は、ゲームやアプリを作るための開発環境で、2Dや3Dゲームが作れます。
ゲームを作るためのしくみが豊富なため、スクラッチにもの足りなさを感じている子にピッタリです。
対象:プロセッシング学習後
キュレオプログラミング教室
「低学年でもプログラミングを経験させたい」と思われているお子さまのための講座です。アニメーションを見ながら、操作を真似ていきながら、オリジナルのプログラムを作っていきます。
ジュニアプログラミング検定
Scratchを使用したプログラミングスキルを測定し、その能力を証明・認定します。
子ども達の成長を段階的かつ客観的に明らかにすることで、自信や達成感につなげ、更なる目標に挑戦する意欲を育てることを目的として実施しています。
※校内での受験可