どんなことが学べるの?

東川口ロボットプログラミング教室

大人から見ると、ロボットの製作は簡単なように感じると思いますが、子ども達にとっては、とても難しいことに取り組んでいます。と、いうのも、今までは自分の思うまま好きなように作っていたものが、指示に従って作っていかなくてはいけないからです。

指示通りのものを作るには

  • よく観察すること
  • 言葉の意味を理解すること

など、正確性が求められます。

そのため、私たちの教室のカリキュラムは、能力に合わせて教科書の作り方から工夫されています。プレプライマリーやプライマリーコースは、作ることに慣れることが中心で、ベーシックコースからは、よく読まないと間違えてしまうような表現になっていたりします。

作品例:おやこでワンツー「カヤックン」

プレプライマリーコースのロボットは、カヤックをモチーフにしたロボットで、ロボットの動きに合わせてオールを漕ぎます。

左右が似たような構造になっているため、組み立てる際に、どっちが右で、どっちが左かがわからなくなり、取り付ける向きを間違ってしまいやすくなっています。

右側に取り付けるものは、右に置く、左側に取り付けるものは、左側に置くといった工夫が求められます。

作品例しゅつどう「ロボットしょうぼうたい」

プライマリーコースのロボットは、足を交互に動かして、はしごを上るロボットです。

ギアの取り付け位置を間違ってしまうと、足の動きが同じタイミングになってしまうロボットです。4つの穴のどこに取り付けるのか、教科書の同じに位置に穴があれば、スムーズなのですが、違う場合は、間違いやすくなっています。

取り付ける前に、同じ状態にするまたは、自分なりにわかるように工夫することが求められます。

作品例:右へ左へ「ドライブシュミレーター」

ブッシュの取り付けを忘れてしまったり、タイヤLのゴムの部分が、ビームに接触してしまうとスムーズに回転しなくなり、ペーパーが送られず破けてしまうこともあります。

教科書ときちんとよく読み正確に作ることが求められます。

ベーシックコースのロボットは、ギアのハンドルを操作しながら車を運転させていくロボットです。

作品例:働くロボット「ロボアーム」

ミドルコースのロボットは、1つのモータで、つかむ、運ぶ、離すの動作を実現したロボットです。

複数のギアの回転方向、つかむ、話すを観察していきます。大小異なるギアがどのような向きで動き、どこに作用するのかを理解していきます。最近は、工業用ロボットの中にも物をつかんで運ぶものがありますが、その原理がわかってきます。

構造を理解することで、ロボットを動かした時に起こる問題点を洗い出し解決するための工夫を考えます。

作品例:掃除ロボット「ロンボ」

アドバンスコースの図面

アドバンスコースは、これまでのコースと異なり「作り方手順書」がありません。上記のような図面を見ながらロボットを制作していきます。これは、大人でも苦戦するほどのレベルです。

光の屈折状態を確認しながら、段差でも落ちないロボットを制作します。微妙な光の差し込み方でロボットの動きが大きく変わるので、慎重に調整する必要があります。

どこをどのように調整したらよいのか?試行錯誤しながら、問題点を見つけていきます。

毎月作るロボットは、作る度に起こる問題点を解決していく仕組みが用意されています。

ご家庭で、同様の環境を作ろうと思ってもなかなかできるものではありません。お子さまをそのような環境に置くことで、学校や学習塾のような受動的な学習環境では育ちにくい能力が、ぐんぐん育っていきます。

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